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TECHNICAL GUIDE講義室テクニカルガイド −施工計画−

脚部固定方法

床の構造により、脚部の固定方法も異なります。基本的な固定方法は以下の通りです。

前方通路タイプ

後方通路タイプ

コンクリート床
スラブ内部に配管する場合は、スラブ上端より60mm以上深い位置に埋設して下さい。
※スロープ床の場合は長さが異なります。
木製床
木製床はコンクリート床と比較して、アンカーボルトの保持力(引抜き強度)が低いため、脚ベースの取り付け前に、木製床固定プレート(図中緑色部分)を先行して取り付けます。木製床固定プレートをM4.5タッピンネジにしっかり固定することにより、木製床に対して充分な保持力を発揮します。
※木床固定プレートを用いない場合は木製下地は40mm以上必要です。
OAフロア
OAフロアにはさまざまな種類があるため、その都度お問い合わせ願います。OAフロア支柱と、机・イスのアンカーボルトが干渉しない配置計画が必要です。基本的に机・イスのアンカーボルトは、フロアパネルを貫通し、コンクリートスラブに打込みます。レベル調整ナットを床と面一にすることで、ボルトの締込みを制限でき、フロアパネルには負担をかけません。